ア ク セ サ リ ー



Schertler DNY=B

ダイナミックマイクで、本体を粘土のようなもので貼付けてジャックの部分は、弦の間に
はさみ込みます。
楽器の振動から音を拾うマイクと考えてもらえれば良いと思います。
プリアンプ等の接続は、ありません。(だから凄く楽ですよ)
ただ、シャートラーや、アコイメ、WWクラスの、マイク入力可能なアンプであれば問題
ないんですが、そうでないアンプの場合は、マイクプリアンプが必要です。
(2007年、売却しました)


アンダーウッド

昔っからある、定番ですね。
これはほんとに独特の音ですよね。
ピエゾの原点みたいなPUです。
音は固めですね。(だいたいそうなるけど)
取り付けは、2つの端子を駒の間に挟み込んで、ジャックの部分を固定すば、OKです。
(2004年、売却しました)


WILSON K4

ピエゾの最高級モデルですね。(販売価格のことですけどね・・・)
音質は、アンダーウッドほど癖はありません。
問題は取り付けなんです。
駒に穴をあけなければならず、自力で付けるのを考えさせられてしまいます。
でも、TRYしてみました。
難しいのは、穴の角度を駒に合わせるのではなく、まっすぐにあけなければならず、
確かにリーマーがあったらと思いました。
電動ドリルで小さく開けて、そのあと付属のドリルのキリで、本穴をあけます。
そしてまた、付属のやすりで何回も穴を削っていき、きつすぎず、ゆるすぎずの
ところで完了。(付属品が良くできているので、結構安心。正確に穴さえ開けて
しまえば大丈夫です。でも慎重にやらないと、駒ごと取り変えることになります。)

取り付け完了

あとは、ジャックを弦の間か、テールピースの穴を使って固定します。
シャートラ−に弦の部分は占領されているので、テールピースに固定します。
さっそく音出しです。
とても良く拾いますね、音質は、癖のない音なんですが、これは性能が良すぎるのか、
細かいタッチまで全部拾ってくれてます。
ここが問題で、弾く時の指のタッチまで拾うと言う事は(当然左手は、雑音になって
しまう)、音が固くなります。
なぜって?・・・音が出る時に弾く音が一緒に入ってくるんですから、(要するにたたく
音が混ざってしまうってことなんです。)
これは好みがはっきりするでしょうね。(ごまかしなんかできません・・・
ばれてしまいます・・・ハハ)
これが第一印象ですね。
間違いなく良いものですが、しばらく使ってからまた詳細をレポートします。
しばらくおまちください。

SHURE SM11(ダイナミックマイク、ラベリア型)

SHUREのSM11(通常のマイク)です。ラベリア型といって小型の集音マイクです。
指向性は通常のものになります。(単一指向性ではありません)
音質は、見事なくらい通常のマイクですね。
シャートラーが多少不自然な鳴り方するのに比べたら、ほんとに自然な音が鳴ります。
ただし音量がアンプでは、そんなには稼げません。
PAに持って行くとかなら問題はないですね。
取付けは、付属品にピンクリップ等が入っていますので、それでもよかったんですが、
確実に取付けをしたかったので、ゴムに穴を開けてマイクを差し込んで、Fホールに固定
できるようにゴムを加工しています。(現在は使用していません)


YAMAHIKO CPS-DB

アジャスター型の、ピエゾピックアップです。
さすがに自力では取り付けできませんでしたので、お店におねがいしました。
アジャスターが、そのままセンサーになっています。
1個のアジャスターに、端子が4個あります。
左右のアジャスターをどこに繋ぐかでも、音質に変化があるそうです。
まだまだ使い慣れてはいないのですが、WILSONと比べると低域はそんなに強く出て
きません。
このPUの独特の音は、中高域に多少寄っている感じですね。




2004年11月14日 追加レポート

WILSON PICK UPのHPを見つけました。
写真を見ると、裏側をだいたいフラットになるように差し込んであります。
駒の厚みにもよるんでしょうが、気になったんで試してみました。
すると、全体的にふくよかなサウンドになりました。
今までは奥まで入れていたんですが、深く入れれば入れるほど、タイトな音質になるよう
です。(当然、線も細くなります)
購入店に聞いてみたところ、メーカーはあんまりそれを気にしていないとか!
それよりも、取り付け穴の施工の方が重要とのこと。
このPUは、もともと4つの音量の調整を個々に設定できるようになってます。
それはPUを差し込んだあとに、左か右にまわすと変化が判ります。
このことは、メーカーのHPにも書いてあった事なんですが、差し込む深さによっても結果
として似たような効果になるようです。
とにかく情報が少なすぎて、困ります(都内でも扱っているお店は大手の系列店(一店)
しかないです)。
あとは、好みで調整しながら良いポイントを、探ってみようと思います。
また何か発見したら書き込みします。

2005年6月22日  楽器調整とアジャスターの取付け

ここのところ、1弦の鳴り方に違和感があり、この際だから調整に出してしまおうと考えて
そうだそうだ!それならアジャスターも一緒に付けてしまおうと、楽器店に持ち込みました。
その結果、駒の交換も込みになってしまったんですが、取付け完了です。

1弦の鳴りは、技術的に難しいとのことで、弦での対応をすることにしました。
ピラストロ社のオリジナルフラットクロームで全部統一です。
どちらかというと、クラッシックの人が使う弦なのですが、そこそこの出音がありますし、問題はなさそうです。

2005年12月16日

エンドピン交換しました。(試奏レポートを下に書き込んであります)
タングステン入り真鍮というものです。
1弦の違和感がかなり還元されています。(汚い倍音がなくなった感じです)
1弦の伸びそのものは、さほど変化はないんですが!(EBでも同じ感じなので奏法の癖なのかもしれないですね)
アンプもMIDの調整がほとんどいらなくなっています。
あとはテールピースのワイヤーを、エンドピン側に引っ掛ければなんとかなるのかな?

2006年5月18日

SHUREのSM11(ダイナミックマイク、ラベリア型)取付けました。
しかしコントラバスはFホールからじゃないと、小型マイクでは集音できないんですね。
ということでゴムを加工してFホールに固定、そしてすでに2個のPUでジャックを固定する場所がないためにシャートラーと同じ場所に付けるようにと、新たにジャックを購入して配線をやり直し、ジャック固定金具も自作してシャートラーと一緒に取付けました。
まだまだ試行錯誤状態ですが、また追加レポート書きたいと思います。

2006年6月15日

なかなか音量はかせげないですね。
でもかなり芯のしっかりしたニュアンスがありますので、面白いです。
結果として、ウィルソンに音が寄って来てるでしょうね。
たぶん出音の比率は2:8でウィルソンでしょう。
吸音の悪い場所ではこうしたほうが無難かな・・・

2008年2月29日

PUシステムを大きく変更しました。
シャートラーを売却、シュアーも取り外して、YAMAHIKOを取り付けてみました。
結果ピエゾが2つ着いてることになりました。
YAMAHIKOの出音の感じは、かなり太い音が出るということ。
それと、1弦から4弦まで、同じレベルで出てくるなって印象です。
とりあえず、ウィルソンがメインというところはかわりませんが、 ハイポジションでの音のやせ具合が、気になっていたので、そこを補えればと考えています。
またいろいろな現場で、試していきたいと思っています。

2011年8月5日

2008年からのPU変更はありません。
しかし、セッティングバランスはかなり変化しています。
2CHアンプでの駆動ですから、色々試せるわけです。
ある時期を境に、YAMAHIKOが7、ウィルソンが3くらいのバランスでした。
それが現在ではYAMAHIKO3、ウィルソン7と逆転してしまいました。
いくつかの理由があるのですが、好みのフィンガーリングの音にセッティングすると(MIDをかなり絞りますので)YAMAHIKOは気に入った弓の音が出せないってことが
1番です。
下手なりに弓が楽しくなってきてるんで、これはしょうがないんでしょね。
あとは、太い音でも芯がある音が出せるようになっている、ってことでしょう。
奏法も楽器も、それぞれ日々変化していきます。

2012年9月21日

ついにここまで変化するのかな〜って(笑)
現在は、ウィルソンのみでのセッティングになりました。
YAMAHIKOは現状、飾りでしかありません・・・・
アジャスターでしかないYAMAHIKOって、なんとも贅沢な話です。
また、気分が変化したらかわるんでしょうけど、自分でも不思議です。



2008年2月現在のセッティングです


過去のセッティングです(2006年5月)


過去のセッティングです(2005年6月)


過去のセッティングです(2004年10月)


過去のセッティングです

アンダーウッドでのMIXの時は、シャートラー4、アンダーが6くらいでした。
アンダーウッドの独特の音は、混ぜると非常にいい感じでした。
これでも充分でしたよ。


ベースの弦について


ピラストロのオブリガートです。

あんまり耐久性が良くないみたいに言われてますが、どうなんでしょう?
前が写真の通り、ラベラのブラックナイロンですので、固さはあんまり変らない
と判断してるんですが、ラベラからの張り替えだけに、どんな音になるか楽しみです。


弦を張り替えてから落ち着くまでに、約1ヶ月かかりました。
こんなに時間がかかるとは・・・・・かかり過ぎですね。
ラベラからの張り替えだったので、音質的には似たものですね。
テンションはラベラよりも柔らかいですね。
生の音量は、ラベラには勝てません。
生音のバランスは問題ないです。
あと気になるのは、アンプを通した時のバランスが難しいですね。
1,4弦が強く出て来てしまいます。
楽器との相性もあるんでしょうが、1弦の伸び過ぎる音に対応しきれなくなってしまいました。

この弦は、生音のほしい楽器か、ピチカートの弱い人向けのような気がします。
ブンブン弾いてしまう人には、弾き方そのものをかえなければならないです・・・


トーマスティック社の定番、スピロコアです。

ジャズメンには、定番の弦ですね。
音質は、荒々しい部分(金属音が出る)もありますが、ハイノートはそこそこの
伸びがあります。
うれしいのは、値段がそこそこ安いんです。
ベーシストにとっては、とてもありがたいです。


弦の張り替えから落ち着くまでは、7〜10日くらいですね。
低域の生音は、ちょっともの足りなさを感じます。
全体のバランスはとてもいいですね。
生の音量は、ラベラやオブリガートに比べれば、かなり下がります。
気になることは、そこそこの期間で弦が死んでしまいます。
そうなると金属音はなくなりますので、荒々しい部分の音が出なくなります。
死んだ感じは、感覚的にEB用の弦と似た感じです。
死んだ弦の音が好きな人もいるので、それもありではないかとおもいます。

やはり定番の弦と言う事で、特別変った特徴もありません。
冒険をしなければ、ここに落ち着くのも納得ですね。


ラベラのSET7710です。

ブラックナイロンテープ巻きの真っ黒な弦です。
ロンカーターが使っていると言う事で、有名な弦ですね。
でも一つ問題があるんです。
ボーイングには適さない弦なんです。


弦の張り替えから落ち着くまでは、7〜10日くらいですね。
音質は、固くもなく柔らかいわけでもなく、とても芳醇な音のように感じます。
全体のバランスもとてもいいですね。
生の音量は、楽器が変ったんじゃないかと思うくらい出ます・・・びっくり
アンプを通した音が、擬似的な鳴り方をするとの事が書いてありますが、使ってみるとパオ−ン系なことは
間違いありませんが、気持ちの良い音です。
ここで困るのが、弓が使えないんです。
基本的にはほとんど本番では使いませんが、練習時には、松やにを常に付けていないと、ノコギリ音に変ります。
そこの部分が気にならなければ、いい感じだと思います。

くせものといえばくせものですが、とても良い音のくせものですね。
だまされたと思って、一度は使ってみて下さい。
音の鳴りと、バランスの良さは完璧ですよ。


スーパーセンシティブ社のSUPREMEです。

あんまり日本では見かけないメーカーですね。
ベース以外でもバイオリン等の弦を製造しているメーカー(アメリカ)です。
特徴は弦の芯の部分が、多芯構造なんですね。
芯以外は通常のものと変らないです。


弦を交換?あれれ!3、4弦が白っぽいぞ?変だなと思いながらも交換終了。
音を出してみると予想どおり、3、4弦は、伸びが有りません・・・
そうなんですよ!酸化してしまっているんですね(死んでます〜)
すぐさま購入店に連絡をしてみると、代理店に連絡しますとの回答。
後日交換用のセットが郵送されてきましたが、購入店からの連絡で、4弦がもしかしたらやばいかもと、
事前に連絡があり、案の定またまた4弦はだめ!
再び4弦のみ郵送されて来て、やっとまともなセットになりました。
こんなのははじめてです。
これからは中身は確認してから買ってきます。(こんなに連続して張り替えたのもはじめて・・)

弦の張り替えから落ち着くまでは、1〜3日(これはありがたいですね)くらいですね。
音の傾向は、スピラコアから金属音を抜いたような感じですね。
低域は、多少押さえ気味で、高域はすこしフラット(ラベラやオブリガートと比べると)な感じですね。
いい感じの音ですよ。
あとは商品管理の問題だけですよね。


PIRASTRO社のオリジナルフラットクロームです。

このPIRASTROの弦はドイツ製です。
いろいろな種類の弦を作っているメーカーで、音質はガット弦に近いスチール弦
と言われています。
ジャズ用の弦は別の種類があります。(ジャザー、ワンダートーン、オブリガート、etc)


このオリジナルフラットクロームは、なるべくフラットな弦がいいということで、選んでみました。
弦の張り替えから落ち着くまでは、1〜3日(これはありがたいですね)くらいですね。
アンプを使う人には気にならないと思いますが指弾きでの3、4弦の生音はかなり弱くなりますね。
基本的にフラットな特性なんで仕方ありませんが、これを嫌う人もいるでしょうね。
弓での響きは問題ないんですが、弓の引っかかりはあまりよくありません。
弓を多用する人には、この弦ではないシリーズが良いという話をよく聞きます。





なんでしょう?
そうです、自作のシールドなんです。
10年以上前に、リペア屋さんに聞いて、作ってみたのが始まりです。
最初は、こんなに違うのかと、びっくりしました。
いかに市販のものが粗悪品だったのかよくわかります。(ついでにとにかく断線しません
製作に使っているハンダも、アルミットKR-19(音にこだわる人の定番)を使っています。
もう一つこだわりがあって、写真右のジャックは有名なスイッチクラフト、シールドは、
某電線のケーブル(1991年、2年、4年、6年、3年、5年)、それぞれ時代に依って、違
いが有るんだな。

ある時期からは、今までのものより少し太めのもの(約7mmのもの)使ってます。
違うメーカー(メジャーじゃない)もっと試したいんだけど、100M単位の購入になるん
で、けっこう勝負かけないとむずかしいかな!
1万円以上のケーブル買うなら、作ってみる価値有りますよ。
(なぜって?こっちのが音いいもん、ついでに返品も可能ですよ)

一つ注意点があります。
長く伸ばせば、その分抵抗が増えますよね。
と言う事は、低音が落ちてきます。(細かく言えば他もなんだけど)
どんなケーブルにも言える事ですので、必要以上の長さにはしないように!

そうそう、自分で作れない人は、
ケーブル製作のページで、オーダーしてもらえれば、製作します。

ただ個人なんでそこそこの、値段にはなってしまいますけど(部品、ケーブル、外周シールド、
直接仕入れが できませんので、だいたい3Mで7〜9千円位です)

ACROLINK ORTOFON SPK3900Qsilver
KINBER CABLE 8TC ORTOFON SPK07silver
AUDIOQUEST CV4 ACROLINK S1040

さてさて、この6枚は何の写真でしょう?
アンプのページから来た人はたぶん解ると思いますが、スピーカーケーブルなんです。
この大きなジャックは、スピコン端子用のジャックなんです。(通常のスピコンジャックよりかなり大きいですが、これは単に太いケーブル使うためと、あと決定的な違いは、配線をハンダ付けをしなければならないことですね)
昔はアンプとスピーカーを接続するのは、フォンジャックだけでしたけど、今はこれが主流となりつつあるみたいです。
でもまだ全メーカー統一してるわけでもなく、かえって面倒かも知れないですね。

とりあえず、6種類作ってみました。
値段も、1Mで、2000円/3000円/3000円/4000円/6500円/10000円と、高いから良いわけではないんですが、手の届く範囲で、研究してみようかと思います。
ACROLINKは2芯、オーディオクエストは4芯シールド(単線です)、オルトSPK3900は4芯シールド、もう一つオルトSPK07は14芯、8TCは16芯・・・
ん?14とか16ってほんとうに初めて見ました。
最近のオーディオの世界は、あんまり詳しくなかったので衝撃です。
8TCは見た目はオルト07に似てるんですが、外にカバーになるものがないため、断線防止で外周シールド巻いています。

音はというと、やっぱり良い音になります。(ここまでやれば当然ですけどね)
楽器で使ってもわかるんですね。
そもそも、2芯、4芯のと言うだけで音質は違うらしいです。
一般的には4芯の方が、低音が膨らみ、高音が落ち着くといいますよね(同じ種類のもので比較した場合)。
でもメーカー、材質、等で何を選んだら良いのか・・・? マニアの趣味になってしまいます。
きりがないんで、とりあえずはこれでやめにして、この6本をじっくり使ってみます。

もし欲しい人がいましたら、作りますのでメールして下さい。
SP用のフォンプラグでも製作できますよ!
まあどれを選んでも、市販のものよりは確実に良い音が出ます。
ここまで興味があればの話ですけどね。

これからしばらく使ってみて、それぞれの特徴を書き込みたいと思います。


エンドピンについて


2005年12月、調子が悪かったエンドピン(全体部品)の交換をしました。
いままでは、直径8mmのものでしたが、今回10mmのものに交換です。
そこの工房で話をしていたところ、エンドピンもピンの材質によって、音が変わるんだよと言う話でした。
ならば良い効果があるんならと、早速試奏品を送ってもらいました。

感想についてはあくまでも、今使用している楽器との相性になりますので、購入を検討している人は必ず試奏するようにしてくださいね。
使用楽器は、Michael Glabで、ドイツ製の新作です。
弦はオリジナルフラットクロームスチールです。
この楽器の問題点は、1弦の鳴り方が他の弦と比べて倍音が多い感じで、要はバランスが悪い(ルブナー系の新作はこの現象が出るらしいです)特にアンプを使った時には、音作りに苦労しています。(これを解消してくれるかどうかが、気になるところです)

感想は通常のスチール製との比較になります。


真鍮(しんちゅう)

メーカーさんの話では、低域に深みが出て柔らかく豊かな音、そして音のつながりも良くなりますよと言う話でした。
音量は間違いなく上がります。
それにともなって、低域も太くなってる感じです。
3、4弦の弓では、なかなかいい響きをしてくれます。
それ以外は、音質はそんなに変化はしていないように感じられます。
1弦のバランスは、そんなに変化はありませんでした。


チタン

メーカーさんの話では、ハッキリした音で、輪郭がシャープに、そして高域の輝きが増す、と言う話でした。
音量は間違いなく上がります。
全体的にシャープな音になっています。
高域の輝きということは、特に感じませんでしたね。
音量が上がっているので、低域が落ちたとは考えませんが、引き締まった音になっています。
1弦のバランスは、そんなに変化はありませんでした。


チタン入り真鍮(先端は真鍮)

メーカーさんの話では、明るくパワーがある、と言う話でした。
音量は間違いなく上がります。
単体のチタン、真鍮のいい部分が出ていて、なかなかいい感じに思います。
1弦のバランスは、そんなに変化はありませんでした。
しかしバランスの良い楽器であれば、かなりの有力候補ですね。
タングステン入りのものと比べると、確かに高域の明るさは理解ができます。


タングステン入り真鍮(先端は真鍮)

メーカーさんの話では、パワーがあり、音の粒立ちがはっきりする、と言う話でした。
音量は間違いなく上がります。
タングステン単体での試奏はできませんでしたが(高価なものであるらしい)、タングステンという素材は 音の粒立ちがハッキリして、パワーがあるものということでした。
これに真鍮の低域の太くなる性質が混ざって、これもなかなかいい感じに思います。
弓では多少倍音が減った感じですので、けっこうシビアですね。
1弦のバランスが変わりました(びっくり)高域のいらない倍音が消えています。
この楽器には当たりのようです。


カーボン(先端は真鍮)

メーカーさんの話では、明るく開放的、と言う話でした。
音量は間違いなく上がります。
これは他のものとは、弾いた感じがかわります。
凄く軽く音が出てきます(まったく違うセッティングをしたみたいです)
ほどよく締まっていて、多少軽い感じにはなりますが、バランスのいい楽器には使いやすいと思います。
1弦のバランスは、そんなに変化はありませんでした。


今回試奏したのは、この5本でした。
そして問題があった1弦のバランスを解消してくれたのは、タングテン入り真鍮という結果でした。
もちろんこれを購入しましたよ。
でもどのエンドピンでも、従来のスチールよりは格段にいい響きになりますね。
あとは楽器との相性と、使う人の好みになると思います。
必ず試奏をしてから、購入は考えましょうね。


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