KINBER KABLE 8TC




このキンバーケーブル8TCは、16芯の構造になっていて(HOT8、COLD8)これを束ねてから結線しなければなりません。
プラグに繋ぐ作業はさすがに大変です。
写真では外周シールドを巻いているんで、中が見えませんが、向き等を示す矢印はありません。
ちなみになぜ外周シールドかと言うと、線がむき出しのままなんで、楽器用に持ち運びをするのはさすがに恐いからなんです。

音質なんですが、バランスはかなり良いですね。
低域から高域まで問題なく再生してくれています。
音質の傾向は、オルトフォンの07(14芯)と似ていて全体的に落ち着いたしまった音になります。
高域のカリカリした音もほとんど気になりません。
今使っているケーブルで比較をすると、ACROLINK系とオルト07の間くらいがこのケーブルの特徴なんでしょうね。

現在はアコイメ用として使っています。
固めの傾向の方が、アコイメには使いやすいですね。
これらのケーブルの中では一番高いものになります。