使 用 機 材





このBXR400は、スタジオや、大きなステージ用に使っています。
以前、アメリカに行ってた時に、購入しました。
まだ、日本に入って来ていない頃で、たまたま楽器店で見つけて試奏させてもらい、
気に入って衝動買いしました。(これ持って帰って来たんだよなー、手荷物で!
今じゃ考えられない)
今は、大型のキャビネットは、ありません。
買い替えるつもりで、ハートキーの2段積みを処分しました。
いろいろ検討していますが、最近は、大きなステージでは、マイクで拾ったり(ウッド)
してしまうんで、エレキでの、大きいステージ、スタジオがない限り、必要に迫られて
買う必要もないかな?と思っています。
やっぱり使わないと、痛みが早いです。

なぜか、フェンダーのものが好みみたいです。
まあまあの音で、値段もリーズナブルだからでしょうかね。
ただ、BXRは、ほんとに素直ですよ。
最近のフェンダーはなかなかいいのがないですが、これに関しては、重いのと、出力が
4オームというのを除けば、完璧です。
ラインアウトに近い音が出ます。
ただ以前トランスが、焼け付いたため、自作でファンを付けてます。





アコースティックイメージの、CLARUS 2Rです。
シャートラーのPUと、シュアーのマイクを付けてからの使用です。
シャートラーだけでは、アタックが出にくいので、2チャンネル使ってウイルソンと、
MIXで出してます。

通常のマイクを稼働できるものは、なかなかありませんね。
昔では考えられないんですが、ほんとに小さくて高出力のものが、増えてます。

リバーブ付きを使ってますが、ベースでフルにリバーブは使う事はないですね。
いい効果は得られますが、ウッドでは使った事ありません(マイクMIX=リバーブ
みたいなもの)そういうことなんです、シャートラーは、出音が微妙に遅れて
聞こえます。(立ち上がりが悪いからでしょうけど)
エレキでは、フレットレスで使うといいですねー。(ほんとにいいよ)




ウォルターウッズのM-300です。
言わずと知れたベースアンプ(専用ではないですが)です。
アコースティックイメージと同じく、2チャンネル使ってシャートラー、シュアー
(使う場所によって使い分けています)とウイルソンとをMIXしています。

悪い噂は全く聞かないアンプと言う事で、試奏してみました。
すると以前にフェンダーのBXR400で作っていた音が、そのまま出ます。
ナチュラルな音とは、この事を言うんでしょうね。
マイクの出力も、問題なく入れられますね。
ラインの音が欲しいんならこのアンプなんですね。
かなり無理をしたんですが、どのみち行き着くところなんですね。
中古でも値落ちがほとんどないのも、わかるような気がします。

WBは、このウォルターウッズがメインです。
アコースティックイメージはサブ用として、使っていこうと思っています。
エレキでは、リバーブのあるアコースティックイメージのほうが、使い易そうですね。




さてさて、これはなんでしょう?
そう良く大きなステージに行くと、PA屋さんが楽器から繋ぎますよね。
ダイレクトボックス(DI)なんです。
なんでこんなもの持っているかと言うと、すべてはウォルターウッズのせいなんです。

アンプにはダイレクトアウトという端子が着いているんですが、これがつかえない!
通常PA屋さんの持っているDIはアクティブタイプと言って、電池で動くものなんです。
要するにここで出力を上げて、PA卓に送るんです。
それがこのアンプでは問題で、かなりのノイズが乗ってしまうんですね。
そうなると通常のDIではアンプ直では送る事ができません。
(PUをMIXしてるのでアンプからでないと、意味がないんですよ)
ていうことで、RADIALのパッシブタイプ(電池不要)のDIを持つ事になってしまいま
した。(アンプの説明書にも書いてありました。パッシブタイプを使いなさいと・・・)

このRADIALのJDIはかなり評判のいいもので、音をナチュラルに送る事だけのために
作られています。
そして凄いのは、アンプの通常のSPアウトからでも入力ができるんです。
ついでに値段もお高いんですよ(泣)
べつに使ったからって特別な感動はないんですが、またまた荷物が増えてしまいました。

やはりわがままなアンプです。


アコースティックイメージ、ウォルターウッズ比較してみました。

よく巷では、アコイメはWWの兼価版と言う人がいますが、これは大きな間違いです。

WWはとにかくナチュラルな音を出してくれます。
ラインの音といっても良いくらいです。
それに比べてアコイメは、アンプらしいアンプなんです。
まず音質なんですが、中低域が増幅されています。
高域は、少し押さえ気味のような感じです。
あと全体的に柔らかい音になります。
WWと弾き比べると、アコイメは少しこもった感じに聞こえてきますね。
それとシャートラ−のマイクを使うと、変なところに音がはまってしまうみたいで、逆に使いにくいこともわかりました。
WWでは、けっこうな音量を出しても干渉しないんですが、アコイメでは、そんなに音量を出せません。
勝手な推測ですが、増幅している周波数特性と、マイクの拾っている周波数特性が、近いんじゃないかなと思います。
そのかわり固い音で有名なWILSONを直に入れて鳴らしても、WILSONの持つ特性はそんなに気にならないですね。
アコイメは、ピエゾ系のPUにとても合っていると聞いた事が有りましたが、その通り
ですね。
これがアコイメの音なんですね。

WWはWBでシャートラー、シュアーとWILSON、ミックスで鳴らすと、ほんとに良い音が出ます。
本来マイクを立てて音を出したい派なんで、これは大正解です。
WWでシャートラーのみは問題ないんですが、WILSONはガチガチになってしまいます。
これに対してアコイメは、単発でWILSON鳴らすのは完璧です。

EBでは、ラインの音を再現したければWW。
アンプらしい音を求めるのであればアコイメ。
個人の趣味としては、アコイメでEBの方が好きですね。
スラップ派ではないんで、カリカリの音よりも、柔らかみが有って、それでタイトな音を作れるのは アコイメですね。
リバーブも良いんですよ、もともとアンプ直なんで、こうゆう好みになりますね。

2チャンネルMIXについては、アコイメの時は、シャートラー2〜3、WILSON
7〜8でした。
WWでは、4:6くらいで全く問題ありません。
また新しい発見が有りましたら、後日書き込みします。




BAGENDのS10E-D(10インチ×1)です。
最終的に、Epifaniとの音比べになったんですが、BAGENDの方が締まった感じの音だったんで、 これを選びました。
音は、固めの音ですが、マイクとのMIXで使うんでまあ問題はないです。
このクラスににしては、上出来ではないでしょうか
キャビ自体が、以前のフェンダー(30w)よりも軽いのは凄く楽です。



気になっていた事が解決しました。
このスピーカーは型番がS10E-Dと言いまして、良く目にするもの(S10X-D)とは何か違うなっ て、思っていました。
輸入代理店で、様々な質問をしたところ、購入時とは違う答えやら、このスピーカーの特性や ら知らなかった事がいっぱい出てきました。

どうゆう事かと言いますと、良く目にするS10X-Dは、40Hz〜20KHzまでをカバーするものなん ですね。
しかし、所有するS10E-Dは、なんと18Hz〜(たぶん1KHz)までをカバーするもの。同メーカー INFRA SYSTEMを使う事(すると8Hz〜再生できる・4弦で必要?)を前提に作られたものでした。
なんと小型の低音ウ−ハーですね。

ただ、普通にカタログには載っていないんで、ある意味ラッキーでした。
最小の2段積みが、作れます。上のBXR400でも使えます(でもヘッドのが大きくなっちゃう)。





追加購入したBAGENDのS10X-Dです。
このキャビネットは、40Hzから20KHzまでをカバーできるものです。
上のS10E-Dほどの低音は出ませんが、とてもバランスの良いものです



すっかりWWとS10X-Dの組み合わせに慣れてきました。
WBでの仕様時は、最初にシャートラーの音をある程度必要な音量にして、それからアタック音としてWILSONの音を足して行くようになりました。
使う場所によって、出音がかなり左右されてしまいますので、この方法でなんとかバランスをとるようにしています。
アンプはほとんどいじらず、多少のH、Lのバランスを動かすくらいですね。
S10X-D自体の音は、多少の低域の不足ぎみの部分と、高域の必要じゃない部分がありますが、満足できる感じです。
またなにか発見したら、後日書き込みます。

そうそう、不思議な事があります。
このメーカーのSPは、スピコン端子(最近のガスのジャックみたいなもの)を装備してい ましてインプットが2側になっているんです。(スピコンは2系統の信号を同時に送れる もので、最近のバイアンプ対応のものに合わせてあり、1の+、ーと2の+、ー入出力端子があります)
普通に考えれば、通常フルレンジでの使用は、入力1で良いと思うんですが、(アンプ側の出力は1からです)このメーカーは、入力2が標準となってます。

しかし、S10E-Dに関しては、なぜか入力1の+、ーとなっており、2台を同時に鳴らす 場合はスタック(8+8で4オームで使用)での使用と、ステレオで鳴らす場合の使用 で、それぞれ使うケーブルが違ってきてしまいます。
そうなると、予備も含めて最低6本位のSPケーブルが、必要となってしまいます。
困った事に、いろんなメーカーのSPケーブル試したいので、これはまずいと思いいろいろ 手を尽くした結果、出力、入力とも1と2両方というふうに作りました。

代理店さんには通常どうりに使ってくれと、メーカーからの回答があったみたいですが、 ここは接続部分の裏の配線を見て、問題なしと判断!(すぐ裏で1と2は結線してあり、 SPには、プラスマイナス一本ずつしか送られていませんでした)
現在は、問題なく使用してます。



ひとつ問題が解決しました。
S10X-Dの出音(WB仕様時)が、演奏する場所によって、クリアに出にくいことがありました。
実は前々から感じていたんですが、S10E-Dとの間くらいのものがもしかしていいんじゃないかと!
代理店さんとメールで連絡をしてみたら、ツイーターはずせばS10-Dと同じスペック(40HZ〜6KHZ)で使えますよねと・・・
ならばやるしかないでしょう!

右上のところの、穴をあけてツイーターのON,OFFスイッチ増設してしまいました。
最初に表板が20mm近くあるのに気が付かず、穴を開けてからどうやってスイッチ固定しようか・・・?
考えた末に、ステップドリルでナットの口径まで表から広げて、ボルトの届くところでストップ・・・恐かった〜1歩間違えたら無駄な穴を作るところでした。
なんとか完成です。
早速ライブで使ってみると、やはりツイーターOFFのほうが、音がまとめやすいですね。
フラットな場所では、ONのほうがいい音になりますね。
上手く使い分けしていきたいと思います。





出力200Wのセットです。

出力300Wのセットです。


このセットで、18Hzから20KHzまでをカバーできます。
ロックバンドでは、小さいかもしれませんが、普通にホールとかは、十分だと思います。
最小の2段積みです。
通常のサイズのハコは、上のS10X-D一台で使用。
大きめのハコの場合や、EB使用の仕事はこのセットで演奏します。
FENDERのBXR400も使えるよ。




BAGENDのSー12DとS15XーDです。
大きなステージ向けに購入しました。

10インチ2段でもそれほど支障はないんですが、大きいステージでは、キャビネットの持っている低音再生能力に、どうしても不満が出てしまいました。
そこで1サイズ上のキャビネットを増設しました。
10インチでは気になっていたツイーターも、さすがに15インチでは気になりません。

単品で一番バランスが良いのはS12ーDという話も聞きましたね。
このメーカーは、口径の違うものを重ねるのも面白い、と代理店さんの話ですね。
12と10っていう組み合わせも、なかなか面白いです。
高級ステレオのウーハーとツイーターのような鳴り方になります。




S12ーDは不思議なキャビネットで、これだけスピコン端子がないんです。
中を開けてみると、他のスピコン付きのキャビネットには、プリント基盤が入っているのに、これは入っていません。
予想ですが基盤入れた方が音は劣化するんではないか、ということにこだわっているようにも見えました。
でもスピコン無いと不便なので、またまた自分で増設してしまいました。
これで安心して使えます(笑)




10インチと並べてみました。
さすがに大きく感じますが、使う場所でそれぞれの利点があると思いますね。




JAZZライブハウス系では、このフェンダーJの30Wを、ずっと使用してました。
もう20年近く前に購入したものです。
表のカバー外してるくらいで、あとはどこもいじってないです。(ていうか、うまく改造でき なかったです)
スピーカーも変えていません。(結構使えるんでびっくり)
今回の入れ替えで、引退ですね。
長い間お世話になりました。ありがとう!



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